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9月キンヨウワイン

キンヨウワインは、なかなか手を出しづらいヴィンテージの古いものや、
市場に出回りにくいレアなもの、値段が高くて1本買うのに悩んでしますようなワインを、
試せる機会を増やす企画です。興味のあるワインがある時はお試しください。


ワイン会の案内等をメールで配信しております
.natowateam@gmail.com;に空メールを送って下さい。
営業時間 11:00~14:00(L・O)18:00~22:00(L・O) 
電話 03-6915-1334


・9月6日(金) ドメーヌ フィリップ ドゥレヴォー コトー デュ レイヨン サン トーバン パスリエ 2015  700円
フランス ロワール  シュナンブラン 100%

パスリエはドゥレヴォーの甘口のなかでも一番早い段階で収穫するものです。通常80~100gの残糖分で一番フレッシュなコトー・デュ・レイヨンとして人気があります。貴腐がまだ付いていない遅摘み段階のシュナンはタンクで醸造、熟成します。洋ナシやアプリコット、アカシアの蜂蜜、マルメロの表現豊かで複雑な香り。凝縮した果実の甘さの中に感じる繊細なミネラル、みずみずしい酸が素晴らしいハーモニーとなってハーブの清々しいニュアンスを伴う、心地よく爽やかな後味へと導きます。残糖77g/L
【2015】
ベタンヌ&ドゥソーヴ 15.5/20
ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス 15/20
ワイン・アドヴォケイト 91/100

コトー・デュ・レイヨンの帝王と呼ばれて久しいフィリップ・ドゥレヴォー。パリ、ヴェルサイユ、ワインとは全く関わりのない家で生まれ、鉱物学を得意とする彼が農業学校を出て研修生としてアンジュー近郊の農家で牧畜の世話や穀物の栽培に加えてブドウ栽培にも触れたことでワイン造りの道を目指すことになります。「最初は皆が僕のことをからかった」と回想するフィリップ。1982年、アンジェの南にあるサントーバン・ド・リュイニエの荒廃した3ヘクタールのブドウ畑を借り妻カトリーヌとワイン造りを始めました。ここはロワール川とレイヨン川を望む高台、ブドウ畑に囲まれた素晴らしい風景が広がる場所で6世紀頃から既に上質な甘口ワインが出来ることで有名な地でした。ロワール川対岸にはクール・ド・セランを見渡すことができる高台のブドウ畑は早朝から夕方までしっかりと陽が当たりブドウが良く熟します。ここは2つの川から発生する霧と日照、そして風が吹き抜ける場所で貴腐菌の発生にはまさに最適な場所、ここからフィリップは3段階に分けてブドウを収穫し主に3種類のコトー・デュ・レイヨンを造ります。畑を覆うようにそびえたつシストの石壁は100年以上からここにあるもの。冷たい北風を遮り、冬にはこのクロ(石壁)が蓄熱し夜間も熱を放出する大切な役割を果たします。この場所は「ラ・エ・ロング(La Haie Long)=長い生垣」と呼ばれ、昔から風の強い場所だったため住民たちが風よけのために植物を植えたことがこの名の由来です。そして壁づたいに食用のブドウや洋梨、桑の実、マルメロ、ノワゼット、プリュネル(リンボク)など様々な植物が育てられています。ここははるか昔、池のような場所だった時期がありました。また近くには大昔、火山だった場所があり、ドゥレヴォーの畑にはこのテロワールの昔の様子を語る様々な石が転がっています。かつては石炭の採掘場としても栄えた場所で石炭が混じる黒い土壌が特徴です。

満足のいかないブドウは畑に残す
1990年代にはフィリップのコトー・デュ・レイヨンの噂がじわじわと広まり長年の努力が報われる時がやってきました。畑を少しずつ買い足して行くうちフィリップはビオディナミの道を進むことを決意。何も加えず天然酵母だけで補糖せず造り最低限の亜硫酸塩を加える方法へ転換し、ヴィンテージや区画ごと、テロワールごとにキュヴェを造り始めます。それと同時にニコラ・ジョリーによって創設された自然派の生産者団体ルネッサンス・デ・ザペラシオンに加わりプレパラシオンなども友人たちと手作りするようになりました。常に良いブドウしか収穫をしないため、基準に満たないブドウは収穫せず畑に残すという決断をします。「2012年はカベルネ・フランを一部畑に残さざるを得なかったし、2012、2013年のシュナン・ブランはアルコール度数が上がらずセレクション・グラン・ノーブルを造ることができなかった。だから、フイユ・ドールとコトー・デュ・レイヨン・パスリエ(貴腐のつかない段階で収穫する)のシュナンを収穫して、残りは結局畑に残ったままだったわ。満足いかないものを収穫して、補糖して、色々な魔法の粉を足してまでワインを造るつもりはないわ!」と妻のカトリーヌ。ドゥレヴォーではソーテルヌのラ・トゥール・ブランシュのお下がりの樽を購入し、コトー・デュ・レイヨンとアンジュー・ブランを醸造、熟成します。カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニョンから造るアンジュー・ルージュには樽は使用せずステンレスタンクのみを使用、果実の透明感のある味わいを表現します。
2016、2017年と霜、雹そしてベト病による大被害を受け収穫量が激減、全てのキュヴェを造ることは叶いませんでした。それにもかかわらず収穫が殆どなかった生産者に丹念に育て上げたブドウを分けてあげた心優しいドゥレヴォー夫妻。過去の度重なる苦労を知る2人ならではの優しい心遣いです。さらには収穫量が減っても「多くの人に我々のワインを飲んで欲しい」と安易に値上げに踏み切ることはありません。

・9月13日(金)ラグラップリ アドニス 2017  800円
フランス ロワール  ピノドニス 90% グロロー 10%

2011年夏、ロワール地方の中心トゥール近郊で限りなく純粋な瞳の自然派生産者ルノー・ゲティエと出会いました。植物学研究者であったルノーは2003年に、奥様の実家の農場に移り家業の農場経営を継ぐことを決意しました。近辺のAOCコトー・デュ・ロワールのエリアにはポテンシャルの高いブドウ畑が荒れ果てた状態で放置されている状況を見て好奇心に火がつきました。そこで2004から2005年にかけてディジョンでブドウ栽培および醸造学を体感し習得した上で、ロワールに戻りこの地でヴィニロンとしてのスタートを切りました。まずは放置状態であった古木の小さな区画を見つけては所有者に交渉しに行き、一から手入れすることから始めました。全て一人で手作業での仕事、古木は1.3mの幅で植えられている為、トラクターでの作業は楽ではなく、馬の手を借りることもしばしばありました。現在6haのビオロジック栽培のブドウ畑をたった一人で真剣に見つめ続けています。
 
情熱込めて丁寧に育てたブドウが良く熟するのを待って手摘み収穫、自生酵母のみでの自然醗酵。白はプレスの後、木樽で醗酵熟成。赤は時にはマセラシオン・カルボニックを行いつつ、基本的には樽内で醗酵熟成。シュールリー状態で熟成は最低でも12 ヶ月間は続きます。ルノーは樹齢100年近くにもなる古木の地ブドウ・ピノドニスをこよなく愛しています。代表的キュヴェ「アドニス」は淡い色調からは想像出来ない凝縮した旨味が、そしてシュナンブランから造る白は凝縮した果実味が、土壌からのミネラルと絶妙の調和を奏でます。収穫したブドウを地中に掘られたカーブの木樽に入れてからはほとんど手を加えることなく自然に任せて呼吸をさせてあげます。ワインはその間自由に生き続け自然のままの豊かな旨みを醸し出します。

・9月20日(金)ナイマ エ ダヴィド ディドン ヴァンムスー キュヴェ ア ビュル ベルデュ 2017   900円
フランス ブルゴーニュ  アリゴテ 100%

サントネイとリュリーの間に位置する「シャセイ・ル・カン」。村名も名乗れない、ブルゴーニュしか名乗れない人口80人の小さな村がある。コート・ドールから僅か5分のこの村の葡萄畑は放棄され、森と荒地の方が目立つ。ここで「ナイマ」「ダヴィド」夫妻はワイン造りを開始した。

『コート・ドールの畑は高くて買えるはずがない。必要だったのはアペラシオンではなく、森に囲まれた自然環境と土壌の健全性』
当主は「ダヴィド・ディドン」。現在も「エティエンヌ・ド・モンティーユ」で栽培責任者として働いていて、ビオディナミの導入を推進した人物でもある。

『モンティーユの畑をビオディナミで活性化する仕事を通して、畑、葡萄樹が本当は何を欲しているのかが解るようになった』
モンティーユでは一切の化学薬品の使用中止、除草剤、防虫剤も使用を中止し、銅と硫黄、そしてプレパラシオンのみで土壌を生き返らせる作業を5年以上担当した。

ブルゴーニュの土壌は長く葡萄畑なので疲れきっている。プレパラシオンを使って適切に活性化することで葡萄樹は生命力を取り戻す。

直ぐに、同世代の「ジュリアン」と仲良くなり、ドゥランに通い始め、酸化防止剤に頼らない自然で昔ながらの醸造を体験していく。

『亜硫酸なしでの醸造に興味を持ったのはドミニクの影響。野性酵母と葡萄の力だけで酸化とバクテリアに対応する事が可能だと解った』

この経験が「ダヴィド」を突き動かし、自らのワイン造りを始めることを決意させる。2016年、遂に「ナイマ」と共に自宅のガレージでワイン造りを開始。

『フィロキセラ後、荒廃してしまったシャセイ・ル・カンには馬による耕作や全房での伝統的ワイン造りなど、昔の習慣が残っている』
醸造はシャセイの伝統的スタイル。茎まで熟した状態で収穫し、除梗せずにエナメルタンクで区画毎に野生酵母のみで発酵。
『発酵前に少し低温浸漬し香を引き出す。マセラシオンは短め。少しのタンニンで骨格を感じさせる程度が理想』
発酵終了後には垂直式圧搾機を使い手で圧搾。樽熟成は9~12ヶ月。今後は少しずつ伸ばしていく。ノン・フィルター。
『この村の歴史的な畑を再び活性化し、伝統的なワイン造りを通して、この村を守っていくことが自分達、農民の使命だと思っている』
栽培が本職であるだけに醸造設備は最小限。ビオディナミで畑の声を聞き、最良のサポートをすること、最適のタイミングで収穫することが全て。

・9月27日(金)ドメーヌ ジル バルジュ コンドリュー ラ ソラリー 2014  1,200円
フランス ローヌ  ヴィオニエ 100%

ドメーヌは現在コート・ロティに6ヘクタール、コンドリューに1ヘクタール、サン・ジョセフに1.3ヘクタールの畑を所有しています。バルジュ家では1860年にはワイン造りを始めていましたが、元詰を行うようになったのは1929年、ジュール・バルジュの代になってからのことです。彼の引退後は、息子のピエールが畑の拡大や商品の販路を広げます。ピエールの息子である現当主のジルは農業学校でワイン造りを学び、リヨンのネゴシアンで3年間経験を積んだ後、1979年にこのドメーヌを継承。1994年、後世に残る功績を残したピエールの引退後、すべてのワインがジル・バルジュの名前を冠することとなります。同じくこの年、新たにサン・ジョセフのパーセルを購入、そしてコート・ブリュンそしてコート・ブロンドのに所有する区画をそれぞれ別々で瓶詰し、販売を始めました。ジルのもとドメーヌは見事な成長を遂げ、バルジュはこのアぺラシオンを代表する生産者として認識されるようになり、加えて彼はコート・ロティ生産者協会の会長を務めることとなります。2000年にはコート・ブロンドにある急斜面の区画、”ル・コンバール”を購入、2007年という最高のヴィンテージに初リリースとなりました。同年、カーヴを2倍に拡張し、すべてのタンクを温度管理機能付きの最新設備に切り替えました。熱く、テロワールへの思い入れの深いジルにとって、テロワールと品種がその個性を存分に発揮させることが何よりも重要です。そのため、人工的要素を出来る限り排除、自然な方法で栽培から醸造、瓶詰までの各工程を慎重に進めます。100%手摘みで収穫、新樽を殆ど使用しない伝統的手法でゆっくりと優しく醸造することによって彼の思いの詰まった、心に染みいるようなワインが完成します。

受け継がれる伝統
1860年の創業以来、ドメーヌ・ジル・バルジュでは、祖先から大切に引き継がれてきたワイン造りの伝統が今も活かされています。それは栽培から醸造まで全てに及び、第一にはコート・ロティの各テロワールの個性が如実にワインに表現出来るよう、化学肥料や除草剤を使用せず、出来る限りの時間をブドウ畑で過ごし、ブドウの状態を日々確認、問題があればすぐに対処することです。バルジュではアルコール発酵前のコールド・マセラシオンやピジャージュ、ルモンタージュのような手法は使わず、ステンレスタンク内に引っかけた網のような蓋でゆっくりと果帽を液体に沈め色素やタンニンを優しく抽出、天然酵母のみで醸造します。赤ワインの熟成には600リットル入りの樽を使用し、12~24ヶ月間の熟成中に澱引きを3~4回行うのみで、清澄も濾過もなく瓶詰します。

コンドリューの村の程近くに花崗岩主体の1.5ヘクタールの土壌を所有。醸造は50%樽(220L)、50%ステンレスタンクにて。発酵と同じ樽で10ヶ月間熟成し瓶詰前にブレンドします。収量は30hl/ha。クラッシックなコンドリュー。完熟したヴィオニエはフレッシュなアプリコットや桃、バルジュのワインに共通して言える、樽の要素が控えめで繊細かつフローラルな香りに満ち溢れています。様々なフルーツの幾層にも重なる豊かで複雑な味わいには、高い将来性が窺えます。
 
*7杯限定で予約可能です。営業時間内であればいつでも結構です。

問い合わせ・予約は電話にて承ります。  TEL 03-6915-1334
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8月キンヨウワイン

キンヨウワインは、なかなか手を出しづらいヴィンテージの古いものや、
市場に出回りにくいレアなもの、値段が高くて1本買うのに悩んでしますようなワインを、
試せる機会を増やす企画です。興味のあるワインがある時はお試しください。


ワイン会の案内等をメールで配信しております
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営業時間 11:00~14:00(L・O)18:00~22:00(L・O) 
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・8月2(金)リシャール シュルラン キュヴェ ジャンヌ 2009  1,000 円
フランス シャンパーニュ  ピノノワール 100%

 晴天は年間200日以上、シャンパーニュ地方において温暖な夏の日差しを受けるセル・シュル・ウルス村。リシャール・シュルランは、この地で古くよりブドウ栽培を営んできた家柄です。1919年よりドメーヌ元詰を始め、1978年に4代目となるリシャールが自身の名を冠したワイナリーを創設しました。
 近年注目を集めるオーブ県の生産者の中でも品質に優れたシャンパーニュを生み出す造り手として、高く評価されています。

 農薬を使わない「ヴィティキュルテール・レゾネ(周到な栽培、の意味)」を実践、木製の垂直型プレス機での圧搾、細分化した醸造など、伝統的な製法を守りながらクオリティの高いワイン造りを続けています。

 コート・デ・バールに位置するおよそ7haの自社畑にはピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ブランが植えられています。古樹も含まれるその畑は斜面に位置し、豊かな日照の下で上質なブドウが生育。10年前からは除草剤等を一切使用せず、出来るだけ自然に寄り添った栽培を行っています。

 発酵、熟成にはステンレスタンクとオーク樽を使用。オーブでは石灰岩、粘土まじりの土壌に、小石の層や赤い土の層が入り組み、畝によりキャラクターが大きく異なります。 そのため収穫したブドウを畝毎に醸造する事で、それぞれの個性を際立てせています。

 1987年からは樽発酵を巧みに取り入れた”キュヴェ・ジャンヌ”をリリース。リシャールの技術の高さ、柔軟さを感じさせる素晴らしい出来となりました。 「フィネスにあふれるキュヴェ・アッシュ・ミレジムとキュヴェ・ジャンヌは長く熟成させて楽しんでほしい。」とリシャール自身が語っています。

・8月9日(金)フルーリー エクストラ・ブリュット ボレロ 2006  1,500円
フランス シャンパーニュ  ピノノワール 100%

 シャンパーニュにおける有機栽培の先駆者として知られるフルーリー・ペール・エ・フィス。1989年から化学肥料や除草剤を排除した厳格なビオディナミ栽培を続けています(デメテール認証済み)。 2008年より奇才エルヴェ・ジェスタンを醸造コンサルタントに迎え入れ、品質重視の伝統はそのままに新たなステージへと飛躍しています。

 ”ボレロ”は、ピノ・ノワールの銘醸地であるオーブの魅力が凝縮されたヴィンテージ・キュヴェ。オーク樽で発酵、長いシュール・リー期間を経てリリースされています。

 ブラッドオレンジ、プラムなどの果実香に、桃のタルトやチェリーパイを思わせる甘いヒントが複雑さを加えます。きめ細やかな泡が生み出すシルキーな質感、キルシュの風味が醸す熟成感といまだ新鮮さを感じる果実味が調和した深みのある味わいが特徴的。
上質なピノ・ノワールのピュアな魅力をじっくりと優雅に表現した珠玉のブラン・ド・ノワールです。

・8月16日(金)ナイマ エ ダヴィド ディドン ヴァンムスー キュヴェ ア ビュル ベルデュ 2017   900円
フランス ブルゴーニュ  アリゴテ 100%

サントネイとリュリーの間に位置する「シャセイ・ル・カン」。村名も名乗れない、ブルゴーニュしか名乗れない人口80人の小さな村がある。コート・ドールから僅か5分のこの村の葡萄畑は放棄され、森と荒地の方が目立つ。ここで「ナイマ」「ダヴィド」夫妻はワイン造りを開始した。

『コート・ドールの畑は高くて買えるはずがない。必要だったのはアペラシオンではなく、森に囲まれた自然環境と土壌の健全性』
当主は「ダヴィド・ディドン」。現在も「エティエンヌ・ド・モンティーユ」で栽培責任者として働いていて、ビオディナミの導入を推進した人物でもある。

『モンティーユの畑をビオディナミで活性化する仕事を通して、畑、葡萄樹が本当は何を欲しているのかが解るようになった』
モンティーユでは一切の化学薬品の使用中止、除草剤、防虫剤も使用を中止し、銅と硫黄、そしてプレパラシオンのみで土壌を生き返らせる作業を5年以上担当した。

ブルゴーニュの土壌は長く葡萄畑なので疲れきっている。プレパラシオンを使って適切に活性化することで葡萄樹は生命力を取り戻す。

直ぐに、同世代の「ジュリアン」と仲良くなり、ドゥランに通い始め、酸化防止剤に頼らない自然で昔ながらの醸造を体験していく。

『亜硫酸なしでの醸造に興味を持ったのはドミニクの影響。野性酵母と葡萄の力だけで酸化とバクテリアに対応する事が可能だと解った』

この経験が「ダヴィド」を突き動かし、自らのワイン造りを始めることを決意させる。2016年、遂に「ナイマ」と共に自宅のガレージでワイン造りを開始。

『フィロキセラ後、荒廃してしまったシャセイ・ル・カンには馬による耕作や全房での伝統的ワイン造りなど、昔の習慣が残っている』
醸造はシャセイの伝統的スタイル。茎まで熟した状態で収穫し、除梗せずにエナメルタンクで区画毎に野生酵母のみで発酵。
『発酵前に少し低温浸漬し香を引き出す。マセラシオンは短め。少しのタンニンで骨格を感じさせる程度が理想』
発酵終了後には垂直式圧搾機を使い手で圧搾。樽熟成は9~12ヶ月。今後は少しずつ伸ばしていく。ノン・フィルター。
『この村の歴史的な畑を再び活性化し、伝統的なワイン造りを通して、この村を守っていくことが自分達、農民の使命だと思っている』
栽培が本職であるだけに醸造設備は最小限。ビオディナミで畑の声を聞き、最良のサポートをすること、最適のタイミングで収穫することが全て。

・8月23日(金)ドメーヌ べリュアール レ ペルル デュ モン ブラン ブリュット 2016  900円
フランス サヴォア グランジェ 100%

 ドメーヌ・ベリュアールは、モンブランの麓、標高450mというアルプスの高地に位置する特異なドメーヌだ。 この地エーズAyseは22あるサヴォアのクリュの1つでサヴォアの僅か2%に過ぎない。
 このクリュの特徴は固有品種グランジェ、しかもグランジェは、ローマ人がぶどうを持ち込む前からここでされていた固有種とみなされていて、グランジェは世界でもサヴォアでしか栽培されておらず、栽培面積は僅か22ha。
 10haからなるベリュアールは、最も重要な栽培グランジェの栽培家と云えよう。
1947年父が果樹園を切り開きぶどうに植え替えたことにより設立されたこのドメーヌは、現在ドミニクにより取り仕切られている。1988年ドメーヌを受継いだドニミクは、従来の化学物質を使用した農業ではぶどうの樹の成長がうまくいかないことに気付き、ビオディナミに転換。そして、澄み切ったまさにアルプスそのものの味わいのワインを世に送り出している

・8月30日(金)ジュラール シュレール エ フィス リースリング ビルステゥックレ 2016  900円
フランス アルザス  リースリング 100%

もともと16世紀頃から続く栽培家の一族、1950年代末にジェラールが自社醸造を開始、1982年からブルーノが参画。
本人の略歴については経歴で自身のイメージを作られないように公開していない。

出会い: 長年アルザスワインを特に好んで仕事の中心の一つとしてご紹介してまいりましたが、ブルーノ・シュレールのワインに出会ったときは、今までアルザスワインの味わいとしてもちつづけてきたすべての概念を覆さざるをえないほどの衝撃でした。アルザスでは1981年からビオディナミの認証をとっているフリックに続き、最近ズイント・ユンブレヒト、マルセル・ダイスがビオディナミの認証をとり、バルメス・ビュシェ、クライデルヴァイスがビオロジックの認証を得ていますが、これからもぞくぞくと後に続いていくと思われます。
 一方、シュレールは我が道をいくとばかり何の認証もとらず、またヴァン・ナチュールの会にも参加することなく、ひたすら7haの畑仕事に精を出しています。たまに気がむくと、パリのワイン専門店やレストランの催しに呼ばれて、パリに出てくるのですが、遅刻して登場するので有名です。
 「合田さん、シュレールって知っている?」とローヌの素晴らしい造り手マルセル・リショー(1996年を境にヴァン・ナチュールに転向)から名前を聞いたのは1997年のこと。 それがきっかけで、私はヴァン・ナチュールの造り手に出会いました。シュレールは、若いヴィンテージでもテクスチュアーがやわらかく、ゲヴュルツトラミナーやリースリングの品種特徴と思っていたアフターの苦さがなく、ピュアで、イタリアワインに感じるようなユニークさや創造的なニュアンスが強く印象に残りました。しばらくして、ブルーノの奥さんがイタリア人で、イタリアの食べ物とワインが大好きで、フィレンツェ郊外でサンジョヴェーゼを作ろうとしていることを知り納得しました。  
父上のジェラールはもっぱら畑を担当していますが、何十年にもわたって一度も除草剤、化学肥料を使っていない畑は健全そのもので、収量をできるだけ低く抑え、濃縮度の高いブドウが栽培されます。中くらいのフードルを使いシュール・リーで、酸化防止剤の使用を可能な限りおさえ熟成させたブルーノのワインは、独特の風味を備え、するどい酸が奥行きのある果実味をしっかりと支え、高いレベルでバランスが整い、ミネラリーな味わいに支えられた凝縮度の高い見事なワインです。ブルーノが作るワインは、もっともヴァン・ナチュールのスタイルをあらわしているアルザスワインだといえるでしょう。
 目の前の新たな素材に興にのって、次々と新しいレシピを考える天才シェフのように、ブルーノは毎年毎年のヴィンテージの違いを楽しみ、自由な感性でワインを仕上げていきます。ジェラール&ブルーノ親子が作るワインは、もっともヴァン・ナチュールのスタイルをあらわしているアルザスワインであり、また何にも束縛されない自由な感性と自然なワイン作りだけが実現できた味わいだといえるでしょう。アペラシオンを超えて評価されるべき偉大なワインであり、そのユニークで優れた感覚とシュレール家のあたたかで深い人間性を映し出した味わいは、ワイン味わう喜びを必ずあなたに届けてくれるにちがいありません。(合田泰子)

【畑について】
栽培:オリジナルメソッド。本人の言葉を借りるなら、”何でもない。”やってきたことをやり続け、今まででやってこなかったことを試し続けている。何十年にわたって畑は無農薬。


*7杯限定で予約可能です。営業時間内であればいつでも結構です。

問い合わせ・予約は電話にて承ります。  TEL 03-6915-1334

7月キンヨウワイン

キンヨウワインは、なかなか手を出しづらいヴィンテージの古いものや、
市場に出回りにくいレアなもの、値段が高くて1本買うのに悩んでしますようなワインを、
試せる機会を増やす企画です。興味のあるワインがある時はお試しください。


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・7月5(金)ゴッツァ ペット ナット チヌリ 2016  800 円
ジョージア  チヌリ 100%

トビリシの中心部から西へ25kmのカルトリ地方Kiketi村、海抜1300メートル、樫の森に囲まれた山中にGotsadze(通称ゴッツァ)ファミリーが営むワイナリーはあります。
 現在の当主Beka(ベカ)の父Teimurazは画家、祖父Konstantinはジョージア西部Zestafoni地区でワイン造りを行っていました。 20世紀初め、家族は首都トビリシに移り住み、伝統的なワイン造りを続けていました。現在は、グルジアの王たちも好んだワインを数多く生んだと言われる歴史ある地区で、祖父の時代から避暑を目的として利用してきた海抜1300mのサマーハウスを醸造所兼住居、海抜約550mに5haのブドウ畑を構えています。
 1965年トビリシ生まれのベカはジョージア工科大学を卒業した後、すべてのエネルギーをワイン造りに注ぐ前は建築家として働いていた経歴の待ち主であります。家族の長はワイン造りに関わり、女性は豊かで多様な料理を得意とし予期せぬゲストにも振る舞える十分な食べ物とワインをいつも貯えている。そんな伝統的なジョージアンファミリーに育ち、自分もワイン造りに参与する事は自然な流れであったと振り返ります。
 家族は妻ニーナ、息子2人(ジョルジとトーマ)と娘サロメの5人家族で、収穫や醸造の手助けをしてくれています。2002年よりワインを造っていましたが、販売した初ヴィンテージは2010年です。無農薬栽培を行ってきましたがビオディナミ農法も取り入れ2017年収穫のワインからビオディナミ認証を得る事ができ、ジョージアで初のヨーロッパのビオディナミ認証を持つワイナリーの誕生となります。
 醸造は除梗・破砕後フリーランジュースのみを使用する場合と、除梗せずそのまま醸す場合があります。プレス機は持たずプレスをしないので雑味のないピュアな果汁が使用でき、醸造所の地下に埋められたクヴェヴリの蓋をあけたまま発酵し、チューブでワインだけ抽出し他のクヴェヴリや樽に移し替えます。
 「我々はワインメーカーではない」と語尾を強めるベカは「自然を敬い、生態系を美しい状態で守り、プレスもせず、温度管理はするものの伝統的なクヴェヴリで醸造、できるだけ手を加えず自然な流れでブドウジュースがワインへと変わるお手伝いをするだけだ」と言い、「脈々と続くGotsadze家から降り注ぐオーガニックで純粋なワインをこれからも提供していきたい」と語ってくれました。
 人が大好きで誰に対してもウエルカムで明るいベカが造るピュアでやさしいジョージアの歴史と伝統が反映されたワインを是非ご賞味ください。

・7月12日(金)イファッブリ キャンティクラシコ リゼルバ 2013  900円
イタリア トスカーナ  サンジョベーゼ 100%
キャンティクラシコの中でも一番標高の高い位置でブドウ栽培、天然の酵母で醗酵、セメンとタンクで醸造、等極めて自然なアプローチを心がけています。キャンティクラシコの中でも酸味があり、透明感のある果実味を感じさせてくれます。


・7月19日(金)バーコラ ジビッポ 2016   800円
イタリア シチリア  ジビッポ 100%
シチリアのナチュラルワインを代表する造り手、過度なテクニックを排し葡萄のポテンシャルを最大限に引き出すことを第一とし、醸造は伝統的で極めてシンプルであるが、出来上がるワインは個性的で複雑さはシチリアでも屈指。SO2無添加で個性的でありながら肩の力を抜いて飲めるワイン


・7月26日(金)ディヴェッラ グッサーゴ ブランドブラン ドサッジョゼロ     750円
イタリア ロンバルディア シャルドネ 100%
ロンバルディア州ブレーシア、フランチャコルタの東部エリア、グッサーゴに誕生した新しい造り手。

 グッサーゴとチェラーティカの中間に位置する標高350mの畑。
 氷河の影響を受けた西側と違い、強烈な粘土質と石灰質を持った素晴らしい土地。
 アレッサンドラの考える栽培理念は、「限りなく土地への介入を減らす事」だという。
 収穫はただ酸だけでなく果実の香り、味わい、フレッシュ感も同等に大切という。その絶妙なバランス感を持ったブドウを収穫。
 そして、彼女が何よりも尊重しているのが原酒の存在。温度コントロールや酵母、SO2の添加など一切なく、小型のセメントタンクで自発的な醗酵を行う。
 そのため、アルコール醗酵が終わるまでに1か月以上のかかることがほとんど、さらに木樽で約12か月の熟成。
 原酒に十分な時間を費やし、木樽で熟成することで強く酸素との接触を促し、果実そのものの味わいだけでなく醗酵中に生まれる複雑さ、そして木樽で起きる酸化熟成による香りと、味わいの幅の広がりを意識。
 長いシュールリーを経たスプマンテには、ドサージュもSO2の添加も必要ない。 誰かに教わった訳でなく、最良のワイン造りに最短距離で到達するかのような研ぎ澄まされた感性と行動力。まだ28歳という若さと、一見造り手には見えないような華奢なアレッサンドラ。しかし、ワインへのこだわりと強い信念は、まるで熟練の造り手と全く変わりがありません。 
 さらに言えば、この柔軟な発想には驚かされることの方が多いかもしれません。素晴らしいセンスと、こだわりを持った若き造り手。これからが楽しみでなりません。

*7杯限定で予約可能です。営業時間内であればいつでも結構です。

問い合わせ・予約は電話にて承ります。  TEL 03-6915-1334

6月キンヨウワイン

キンヨウワインは、なかなか手を出しづらいヴィンテージの古いものや、
市場に出回りにくいレアなもの、値段が高くて1本買うのに悩んでしますようなワインを、
試せる機会を増やす企画です。興味のあるワインがある時はお試しください。


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営業時間 11:00~14:00(L・O)18:00~22:00(L・O) 
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・6月7(金)ベルルッキ 61 サテン NV  800円
イタリア ロンバルディア  シャルドネ 100%

 フランチャコルタの産みの親、ベルルッキが造るサテン、サテンは普通のフランチャコルタよりも気圧が低く、クリーミーな泡が特徴。
 イタリア・ロンバルディア州のフランチャコルタ地方にて1961年に醸造家フランコ・ジリアーニ氏(現ベルルッキ会長)が貴族グイド・ベルルッキとともにイタリアで初めて、瓶内二次発酵(トラディショナル製法)でスパークリングワイン「フランチャコルタ」を醸造したのがベルルッキです。1995年に、「フランチャコルタ」はイタリア・スパークリングワインの中で初めてイタリアワイン法の最高峰 統制保証原産地呼称(D.O.C.G)の認定を受けました。厳しい規定を守って造られる品質の良さは、「フランチャコルタの奇跡」と呼ばれるほど、イタリアでは高級ワインの名声を得て高く評価されています。

「フランチャコルタ」は、シャンパンよりも長い熟成期間(シャンパン最低15か月、フランチャコルタ最低18か月)による深みと完熟したぶどうの使用により、飲み飽きすることのないフルーティーで柔らかな味わいが特徴です。

・6月14日(金)ゴッツァ ペット ナット チヌリ 16  800 円
ジョージア  チヌリ 100%

トビリシの中心部から西へ25kmのカルトリ地方Kiketi村、海抜1300メートル、樫の森に囲まれた山中にGotsadze(通称ゴッツァ)ファミリーが営むワイナリーはあります。
 現在の当主Beka(ベカ)の父Teimurazは画家、祖父Konstantinはジョージア西部Zestafoni地区でワイン造りを行っていました。 20世紀初め、家族は首都トビリシに移り住み、伝統的なワイン造りを続けていました。現在は、グルジアの王たちも好んだワインを数多く生んだと言われる歴史ある地区で、祖父の時代から避暑を目的として利用してきた海抜1300mのサマーハウスを醸造所兼住居、海抜約550mに5haのブドウ畑を構えています。
 1965年トビリシ生まれのベカはジョージア工科大学を卒業した後、すべてのエネルギーをワイン造りに注ぐ前は建築家として働いていた経歴の待ち主であります。家族の長はワイン造りに関わり、女性は豊かで多様な料理を得意とし予期せぬゲストにも振る舞える十分な食べ物とワインをいつも貯えている。そんな伝統的なジョージアンファミリーに育ち、自分もワイン造りに参与する事は自然な流れであったと振り返ります。
 家族は妻ニーナ、息子2人(ジョルジとトーマ)と娘サロメの5人家族で、収穫や醸造の手助けをしてくれています。2002年よりワインを造っていましたが、販売した初ヴィンテージは2010年です。無農薬栽培を行ってきましたがビオディナミ農法も取り入れ2017年収穫のワインからビオディナミ認証を得る事ができ、ジョージアで初のヨーロッパのビオディナミ認証を持つワイナリーの誕生となります。
 醸造は除梗・破砕後フリーランジュースのみを使用する場合と、除梗せずそのまま醸す場合があります。プレス機は持たずプレスをしないので雑味のないピュアな果汁が使用でき、醸造所の地下に埋められたクヴェヴリの蓋をあけたまま発酵し、チューブでワインだけ抽出し他のクヴェヴリや樽に移し替えます。
 「我々はワインメーカーではない」と語尾を強めるベカは「自然を敬い、生態系を美しい状態で守り、プレスもせず、温度管理はするものの伝統的なクヴェヴリで醸造、できるだけ手を加えず自然な流れでブドウジュースがワインへと変わるお手伝いをするだけだ」と言い、「脈々と続くGotsadze家から降り注ぐオーガニックで純粋なワインをこれからも提供していきたい」と語ってくれました。
 人が大好きで誰に対してもウエルカムで明るいベカが造るピュアでやさしいジョージアの歴史と伝統が反映されたワインを是非ご賞味ください。


・6月21日(金)ル クロ ド ラ ブリュイエール サン プル サン 2016   900円
フランス ロワール ガメイ 100%

 美味しいガメイは本当に凄いですよ。さてこれはどんなどんな感じでしょうか?
癖ありそうですが楽しみです。

奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者がいるクロード・クルトワを父にもち、極端なまでの低収量で、究極ともいえるワイン。
すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめたユニークそのもののワイン。
クルトワ家では、幼いうちから子供たちも動物の世話をし、畑仕事や収穫などを手伝っています。ジュリアンも、父クロードの仕事を手伝いながらワイン造りを学び、20歳のときにル・ク・ロ・ド・ラ・ブリュイエールとして独立。


・6月28日(金)ジョゼ ミッシェル エ フィス ヴュー ミレジメ ブリュット アッサンブラージュ 71/75/82/84/11   1,500円
フランス シャンパーニュ ピノ ムニエ40% ピノノワール40% シャルドネ20%
 
1971、1975、1982、1984のピノムニエ&ピノノワール50%50% 2011 シャルドネ 100%
いい年のキュベをブレンドする、造り手の最高傑作。ノンヴィンテージではありますが、ヴィンテージものより特別な1本

ジョゼ・ミシェルの造るピノ・ムニエをベースにしたシャンパーニュは、 「他の造り手による古典的なシャルドネやピノ・ノワールのキュヴェよりも、 長期間しかも優雅に熟成させることができる。」として、ランスとエペルネのセラーマスターの間で 大いにもてはやされている。彼はシャンパーニュの伝説のような人物である。 ジョゼは自分自身を魔術師ではなくて、シャンパーニュを造るシンプルな古典的原理を応用する職人と考えている。 樹齢の高いブドウ(70年以上)と、マロラクティックを回避したオーク樽での醗酵が、 特徴的なのである。 今や70代のジョゼは、キュブリィ川流域のムシィ、ピエリィ、シャボに有する21ヘクタールの畑の世話をしている。 この地は洗練されたタイプのピノ・ムニエ栽培に向いている地域だが、シャルドネも植えられている。 この両品種を半々にブレンドすると、しばしば最上の結果が得られる。 ワイン王国 13号より。

*7杯限定で予約可能です。営業時間内であればいつでも結構です。

問い合わせ・予約は電話にて承ります。  TEL 03-6915-1334

5月キンヨウワイン

キンヨウワインは、なかなか手を出しづらいヴィンテージの古いものや、
市場に出回りにくいレアなもの、値段が高くて1本買うのに悩んでしますようなワインを、
試せる機会を増やす企画です。興味のあるワインがある時はお試しください。


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営業時間 11:00~14:00(L・O)18:00~22:00(L・O) 
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・5月3(金)イヴォンメトラ ボジョレ マダム ジェルメーヌ 2016 900円
フランス ボージョレー ガメイ 100%

 マルセル・ラピエール、ジャン・フォワイヤール、ギー・ブレトン、ジャン・ポール・テヴネらとともに、ボジョレにおける自然派ワインの名声を築いたメトラは、デリケートなバランスのとれた優れたスタイルで高く評価されている。

・5月10日(金)ドメーヌ トプノメルム モレサンドニ 1er ラリオット 2012  1,500 円
フランス ブルゴーニュ ピノノワール 100%

モレィ・サン・ドゥニで7代続くドメーヌ・トプノ=メルムは、1995年に娘のヴィルジニ、1998年に息子のローマンがドメーヌに参画。急速に評価が高まっているドメーヌだ。母のドゥニーズ・メルムがアンリ・ペロ=ミノ夫人と姉妹だったことから、多くの著名区画を分割相続した。しかも、その大部分が特異稀なテロワールを享受する最高区画ばかり。そして、葡萄樹の平均樹齢がいずれも35年から60年以上というヴィエイユ・ヴィーニュ。

もともとドメーヌのスタイルはクラシックなものだったが、新世代がドメーヌに参画したことによってレヴュ・デュ・ヴァン・フランス誌が「節度のあるモダン」と形容する素晴らしい味わいへと変化した。しかも、2001年から行っている完全なビオロジックの葡萄栽培(認証には興味がないので受けていない)、そしてDRCやアンリ・ジャイエと同じような選果台の導入など、畑仕事においても目覚しい進化を遂げている。


・5月17日(金)VDF エルダンジュ  アレクサンドル バン 2015  800円
フランス ロワール ソーヴィニヨンブラン 100%

 リベラルな文化を備えた都市や国で自然派ワインの存在感は増し続けています。リベラル(リベラリズム=自由主義)とは本来、政治や経済分野における思想類型のひとつですが、「人間は理性を持ち従来の権威から自由であり自己決定権を持つ」という趣旨は、まさにワインの世界でも通用し今後も重要になってくる考え方だと思います。「従来の権威からの自由」が新しいワイン文化を作りあげていく。そのムーブメントの中心人物のひとりが、アレクサンドル バンなのです。

 とは言え、彼は思想家でも活動演説家でもありません。その土地のブドウ、その土地の酵母のみで純粋なワインを生み出す事こそが、アレクサンドル バンの表現であり、私たちへのメッセージです。農業が大好きな彼は、畑にいる事を本当に楽しんでいるように見えます。

・5月24日(金)ビアンコレベッツ ダリオプリンチッチ 2014  800円
イタリア フリウリヴェネチアジューリア シャルドネ、ピノグリ、ソーヴィニヨンブラン
 
ダリオが言うように彼のワインは全てがバランスしている。長期間の果皮浸透によるタンニンや厚み、柔らかい酸、ポンカ由来の硬さに対して果実のフレッシュ感、濃密で詰まった甘味が高次元でつりあっている。ラディコンやグラヴネルとは全く違った方向に向かっているようで果皮浸透を施しながらもエレガントだ。ダリオにしかできない高次元でバランスされたワインと言えるのではないだろうか。
 勿論、畑では最大限自然に敬意を払った葡萄育成が行われている。一切の化学薬品の不使用(有機の堆肥を3年に1回程度)。醸造も自然まかせ。温度管理はせず、天然酵母のみで発酵。温度差や薬品による安定化、フィルタリング、清澄などもせず(清澄は、ボトリング前にステンレスタンクで休ませることで十分)に、ボトリング前のごく少量の酸化防止剤(1リットルあたり20~22mg)を添加するのみ(発酵時や、澱引き時には使用しない)。

5月31日(金)ヤングスター ホワイト ミラン ネスタレッツ 2018 800円
チェコ 南モラヴィア地方 ノイブルガー、シャルドネ

このヴィンテージはクソみたいに美味い!

若いワインの美点とは何だろう?

個人的な見解を言わせてもらえば、それはビリビリと電気を帯びたかのようなテンションの高さと、刹那的かつ膨大なエネルギーにある。
活き活きとしたヴァイブスに満ちた液体。
それが飲み手を魅了する。

若いワインはやんちゃで、有用な酵母がまだ生きており、
十分に落ち着いた「大人のワイン」と同列に扱うべきではない。

Youngsterを飲むということは、11月のセラーで、樽から直接ワインをテイスティングすることと同じなのだ。

ミラン・ネスタレッツのワイナリーは、オーストリア国境から15kmのチェコ共和國南東部の南モラヴィア地方VelkéBíloviceにあります。
ミランは2代目で、彼の父は以前ドイツのワイナリーで働いていましたが、2001年に故郷であるモラヴィアに戻ってワイナリーを始めました。当時ミランは13歳で、それから彼のワイン人生が始まっています。2003年15歳の時に初めてワインを作り、高校・大学での一般的なワイン教育ではナチュラルワインが造りたい彼にとっては楽なものではありませんでしたが、自分でトライ&エラーを重ねながら学び、2017年で15回目の収穫を迎えます。

ワイン畑は合計12haで、オーガニック農法で管理され、合成の殺菌剤や除草剤などは完全に排除されています。葡萄樹を優しい方法で育てることにより、最良な結果をもたらせてくれると信じています。ワインはチェコ共和國のモラヴィア地方で育つ典型的な葡萄のピュアな表現で、テロワールやミラン自身の視点を描写するとともにミランたちの情熱や熱意や直感がつまっています。セラーでのワインはすべて自然に発酵し、ほとんどがオークまたはアカシアの樽で醸造されます。2015年ヴィンテージは、畑での選果をより厳しく行い、より短い期間のスキンコンタクトで、偉大なエレガンスを得る試みを行った。2017年現在、世界で注目され、世界を響す生産者となったミランですが、マイペースに素晴らしいワインを造り続けています。2015年ビンテージから、ミニマルなエチケットのシリーズ(すべてスキンコンタクト)が始まり、2017年8月、日本への2回目の輸入が実現しました。

*7杯限定で予約可能です。営業時間内であればいつでも結構です。

問い合わせ・予約は電話にて承ります。  TEL 03-6915-1334

プロフィール

中村 竜

Author:中村 竜
ワイン*サカナ ナトワ
荻窪でワインが好きになる、きっかけになれるお店になれればと思いお店をやっています。国もいろいろ、ビオワインやシェリー、レアなワインを身近に感じられるキンヨウワイン、月別のテーマでワイン会も行っています。自分がどんなワインが好きか探しに来て見てください。

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