9月キンヨウワイン


ソムリエ ブログランキングへ


QRcode.pngワイン会の案内等をメールで配信しております。ご希望の方はQRコードよりアドレスを読み取るか、natowa@team.email.ne.jp;に空メールを送って下さい。(3日たってもリメールが無い場合はshunkashuutoukokoroiki5196@softbank.ne.jp;に空メールを送ってください。)
営業時間 11:00~14:00(L・O)18:00~23:00(L・O)  電話 03-6915-1334

キンヨウワインは、なかなか手を出しづらいヴィンテージの古いものや、
市場に出回りにくいレアなもの、値段が高くて1本買うのに悩んでしますようなワインを、
試せる機会を増やす企画です。興味のあるワインがある時はお試しください。


・9月2日(金) ドメーヌ ぺゴー シャトーヌフデュパプ 1300円
フランス ローヌ  クレレット60% グルナッシュブラン20% ルーサンヌ10% ブールブーラン10%  

ドメーヌ・ペゴーは、1733年にはワインが造られていた記録があると言われる、シャトーヌフ・デュ・パプ最古の生産者の一つ。かつては収穫されたブドウや出来上がったワインのほとんどを樽のままネゴシアンに売っていましたが、現当主のポール・フェロー氏の娘、ローランス女史がフランスのトップ・ドメーヌでの修行を終えワイン造りに加わった1987年から、ドメーヌとしての瓶詰めが本格的に始められました。現在ドメーヌ・ペゴーでは、シャトヌフ・デュ・パプの区画に21haを所有しており、ブドウは家族と熟練した数人のスタッフにより全て手摘みで収穫、選果は非常に厳しく完全に熟したブドウだけを用い、使い込まれた大樽にて熟成させる伝統的な製法により、並はずれた凝縮感をもつシャトーヌフ・デュ・パプを生み出しています。

・9月9日(金) アレクサンドル バン ピエール・プレシューズ 900円
フランス ロワール  ソーヴィニヨンブラン  100%

アレクサンドル バンがワイン造りの地として選んだプイィ フュメやサンセールは、ソーヴィニヨン ブランの銘醸地としてフランス内でも名を馳せるワイン産地です。しかし、その著名さ故にブルゴーニュ地方のシャブリ地区と同様の構造的な問題を抱えています。その問題とは、サンセールやプイィ フュメという強力なブランドが真摯なマーケティングや品質追求を不要とし、ある程度のクオリティのワインであれば売るのに困らないという状況が、この地の生産者の多くを保守的な思考に走らせている事です。

そんな中に登場したのが2人の異端児、サンセールのセバスチャン リフォーとプイィ フュメのアレクサンドル バンです。「生真面目なやんちゃ坊主」という印象のセバスチャン リフォーに対し、「冷静でありつつも熱く闘志を燃やす」アレクサンドル バン。公私ともに仲の良い2人は、毎日のように顔を合わせ、ワイン片手に語り合うと言います。2人に共通するのは、完熟したソーヴィニヨン ブランで造るというスタイル。一般的な醸造学校では、ソーヴィニヨン ブランにおけるワイン造りのセオリーとして、早い収穫や収量をある程度多くすることなどを教わると言います。しかし、他の産地に目を向けるとブドウのバランスの良い成熟度は、黒ブドウや白ブドウを問わずに重要視されており、なぜソーヴィニヨン ブランだけが青くて酸っぱい状態で収穫しなくてはならないのか、という疑問が彼らの原点となりました。

本当のプイィ フュメ、本当のサンセールは、よりピュアなワイン造りから生まれる。そう信じた彼らは、周囲の保守的な人々の懸念をよそに自分たちのワイン造りを突き進みます。畑で除草剤や殺虫剤、化学肥料などの化学物質を用いずにビオロジックやビオディナミによる手法でブドウを栽培、粒が小さくエキス分の凝縮したブドウを得るために収量を制限し、完熟しつつもバランスの良い酸を備えたブドウを得るために収穫時期を遅らせます。そのため、一部のブドウにボトリチス菌(貴腐菌)が付くこともありますが、その貴腐菌がついたブドウも含めて収穫し、濃密な果実味と品の良い酸、繊細なミネラル感を備えた従来のソーヴィニヨン ブランやプイィ フュメの概念を超えたワインを生み出しています。

ともすればソーヴィニヨン ブラン「らしく」ない、プイィ フュメ「らしく」ないと言われるアレクサンドル バンのワイン。しかしその土地で生まれるブドウを完熟させ、その土地で生きる自然酵母の力でのみ発酵させ、厳密な濾過(ろか)も清澄もしない、場合によっては瓶詰め時の亜硫酸の添加もしないワインがなぜ「らしく」ないワインとされるのか。広く流通しているワインを「普通」とし、彼らの取り組みを貶めようとする保守的な人々にアレクサンドル バンは鋭い疑問を突きつけます。

・9月16日(金)プロドゥットーリ バルバレスコ  リゼルヴァ リオソルド 2011 1,100円
イタリア ピエモンテ ネッビオーロ 100% 

いわゆる協同組合ですが、イタリアで最も権威あるガイド・ブック『ガンベロ・ロッソ』で最高評価の「トレ・ビッキエーリ」を獲得したこともある実力派です。
56人所属の組合員が育てたブドウをひとつにまとめ上げるのは、並大抵の力では
ありません。彼らが極めて真面目にワイン造りに取り組んでいることは、クリュ・ワインの生産量が多くても15,000本に
限られていることからも明らかでしょう。また、バルバレスコの中でも最高の畑をいくつか所有し、ミクロクリマ(微小気候)の恩恵を授かっています。

★パーカーポイント96点 2016年6月
リオ・ソルドのクリュは、エレガンスとフィネスを備えたミディアムボディのワインを出すことでよく知られている。2011年のバルバレスコ・リゼルヴァ・リオ・ソルドは、2011年にリリースされたリゼルヴァ・シリーズの中で私が最も好きなワインである。
バランスの良い濃厚なアロマを備えたゴージャスなワインで、黒果実のアロマがコーラ、タール、甘草の繊細な香りへと滑らかに変化する。仄かな白トリュフの魅力的な風味が奥深くに感じられる。
力強くしっかりとした骨格の味わいだが、非常に滑らかで洗練されたタンニンを備えている。

9月23日(金) ドメーヌ レオンバラル フォージェール 2011  900円
フランス ラングドック カリニャン 60% グルナッシュ 30% サンソー 10%

長い時間をかけ自然の生態系を取り戻した畑からは、質の高い、健全なブドウが生み出されます。
『キュヴェ・ジャディス』がブラインド・テイスティングでマルゴーを破ったというのは有名な話ですが、このスタンダード・キュヴェでも十分に、レオン・バラルの魅力を味わえます。

1994年ヴィンテージで、すでにラングドックを代表する造り手としての名声を得たが、実験精神が旺盛で、高い理想に向かって努力をおしまないディディエのワインは年を追うごとに洗練されたクラスを備えていっている。
初期のころと比べ醸造方法も変化しており、現在は醸造過程でSO2を使用していない。味わいはミネラリーで、高い酸に支えられているが、上品な味わいで凝縮した果実味と奥行き、すべての要素が高いレベルでまとまり、酸を感じさせない。

長い時間をかけ自然の生態系を取り戻した畑には、ブドウの葉にとまるてんとう虫や、畑の土の中のみみず、草花や野生のアスパラ、鳥達、そして、見渡す限り、どこまでも広がる豊かな自然に溢れている。


9月30日(金) テヌーテ デットーリ デットーリ 2011  1,200円
イタリア サルディニア  カンノナウ 100%

テヌーテ・デットーリは、サルディーニャ州の北、センノリの小さなワイナリー。19世紀よりワイン造りを続ける歴史ある生産者ですが、当時は生産量重視で地元の協同組合に葡萄を卸すだけの農家でした。

そんなデットーリに転機が訪れたのが2000年、現当主アレッサンドロがワイナリーを継いだ時でした。

「市場に従うのではなく、自分が飲みたくなるような、自分にしか造れない、この土地でしか造れないワインを造りたい」

そう考えた彼は、畑をすべて有機栽培に切り替え、醸造も人的介入を最小限に留める自然醸造へ転換し、自社での瓶詰めを開始しました。

そうして産み出された2000年ヴィンテージは、リリースされるやいなや、ヴェロネッリ誌2003年度版で、その年に試飲された約1万本の中からベスト25に相当するイルソーレを獲得。

またイタリア国内だけでなく、アメリカでもワイン・アドヴォケイトにて93点を獲得し、ロバート・パーカーより「驚異的な豊かさ、まるでシャトーヌフ・デュ・パプのようだ!」と絶賛され、瞬く間に世界中にその名を轟かせました。

その後もワイン・アドヴォケイトでは、2006ヴィンテージの96点を始め、90点台を連発。イタリア国内誌でも、トレビッキエーリ、トレステッレなど、幾度も最高評価を獲得し続けております。


*7杯限定で予約可能です。ディナーの営業時間内であればいつでも結構です。
問い合わせ・予約は電話にて承ります。  TEL 03-6915-1334
スポンサーサイト

プロフィール

中村 竜

Author:中村 竜
ワイン*サカナ ナトワ
荻窪でワインが好きになる、きっかけになれるお店になれればと思いお店をやっています。国もいろいろ、ビオワインやシェリー、レアなワインを身近に感じられるキンヨウワイン、月別のテーマでワイン会も行っています。自分がどんなワインが好きか探しに来て見てください。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR